【史上初】万博に「ペット入場」OK 松井前市長の『肝いり』 1人1匹 1日100匹まで 10日間限定
博覧会協会が、来年の大阪・関西万博で、ペットの同伴入場を認める方向で検討していることが分かりました。
同伴できるのは小さな犬のみだということです。■小型犬限定 松井一郎前市長『肝いり』
大阪市 松井一郎前市長関係者によると、同伴できるペットは犬のみで、公共交通機関に持ち込み可能なケージに収まる小さな犬に限られるということです。
万博へのペットの同伴入場を巡っては、大阪市の松井一郎前市長が強く要望し、博覧会協会が実施方法を検討してきました。
■1人1匹 1日100匹まで 期間限定
万博会場となる夢洲同伴入場には事前予約が必要で、5月の平日10日間に限定されるほか、来場者1人あたり1匹まで、1日の受け入れは100匹が上限となります。
関係者によると、暑さや混雑のほか、ペットアレルギーを持つ来場者にも配慮し、日数などを限定したということです。
実現すれば、万博へのペット同伴入場は、史上初となります。
■「ペットは家族だと思っている人は多くいる」と知事
大阪府 吉村洋文知事【大阪府・吉村洋文知事】「ペットが同伴しても入れる万博なんだと、初めてやるという意味では、ペットは家族だと思っている人は多くいるから、そういった意味では大きな意味があると思っています」
実施案は、今月27日の博覧会協会の理事会で協議される見通しです。
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松井一郎前市長の紹介
松井一郎は日本の政治家で、大阪市の第21代市長としても知られています。1964年1月31日に大阪府八尾市で生まれました。彼は福岡工業大学で電気工学を学び、その後民間企業で働いていましたが、政治の世界に足を踏み入れることになります。
松井は2003年から2011年まで大阪府議会議員を務め、その後、2011年から2019年まで大阪府知事を2期務めました。彼の政治キャリアは特に大阪維新の会と関連が深く、同党の代表も務めています。松井は、大阪都構想のような大きなプロジェクトを推進し、地方自治体の改革を主導してきました。
2019年には大阪市長に就任し、2023年に任期満了で退任しました。彼の政治生活は、地域政党「大阪維新の会」の設立や国政政党「日本維新の会」の結党にも関与しています。