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#インタビュー
和菓子とお店 “こだわり”実現を目指す

常田沙恵さんが店頭に立たれるときは、お子さんと一緒。子育てをする中で和菓子とも関わっていきたいという想いは、お店に取材に伺った時も感じることができました。

(お店でのお仕事の様子はこちら「子ども9割の仕事観 和菓子作家 常田沙恵」

今回のインタビューでは、お店や和菓子へのこだわりと想いを伺っています。

 

 お子さんを抱きながらお店に立たれる沙恵さん。

 

 

まだまだ理想には遠い。自分の手で作るこだわり。

 

ーご主人とDIYをしてできたお店みたいですね。理想は叶っていますか?

 

理想はやっぱりお金がかかるので(笑)、結構妥協したお店です。なので、「夢を叶えたんだね」って言われるとすごい違和感があって。小さい店舗に家具はこう、床はこう、壁はこう…もっとこうしたいっていう理想はいっぱいあります。

 

 

 

ーなんでも自分でやりたがるんだとか?人の手を借りた方が楽になるとは考えませんか。

 

すごく思います。すごく思うんですけど、作るのが好きなんですよね。自分で色々やりたいんです。こだわりが強いから、人に頼んで自分で思った通りにならないのが怖いのもあります。だったらもう自分がやって、この程度しかできないって分かった方が良いって思ってるのかな。「やっぱり頼めば良かった」って思う事も多いですけどね。でも最初はまず自分でやってみます。

 

 

 

和菓子の現状と、創造したい未来。

 

ー和菓子をどんな存在にしたい?

 

私は自分が好きな事をやってるだけではあるんですけど、和菓子に関わっている以上は、和菓子を食べる人を増やしたいし、和菓子が注目される世の中であって欲しいと思います。東京オリンピックの影響で、ちょっと今見直されてはいるんですけど、それでも地方のちっちゃい和菓子屋さんは店じまいをする一方なんです。そういうお店が少しでも減ったらいいな。その中で、私は消費者を増やす窓口になれれば、と思っています。

 

私の和菓子を知ったことで「他の和菓子屋さんも行ってみよう」っていう方が増えれば良いと思っていて。「今日シュークリーム食べよう」っていう感覚で、「今日あそこの和菓子食べに行こう」っていうのがあったら良いなって思いますね。

 

 

 

街に根付くお店へ

 

 

ーお店ではお客さんとの関係をすごく大事にされているように見えます。

 

そうですね。和菓子を通して、お客さんとコミュニケーションをとれるお店にしたいと思っています。私のお店は私の和菓子で出来てるんじゃなくて、応援してくれる私の家族と、買って食べてくださるお客さんで出来てるようなお店なので。リピーターが増えるのは、ほんと嬉しいですね。毎回、子どもの成長も見てくれてる方もいて。最終目標の“お客さんが子どもに「おかえり」って言ってくれるようなお店”に一歩近づいてる気がしています。お客さん、さまさまですね。

 

 

ーお客さんと沙恵さんの関係を見て、サザエさんの世界を体感したなって思いました。

サザエさん(笑)ほんとですか。気取ったお店というよりは、「あら、いとちゃん今日元気ねー」とか「今日のお菓子ちょっと形変じゃない?」とか言ってくれる、家族のようなご近所付き合いが出来る事がとても嬉しいので。その感想は、すごく嬉しいです。(笑)

 

 

 

▼沙恵さんロングインタビューはこちら

和菓子の事、お店の事、更にいろいろ伺いました!

見にくい場合は、Youtube

PROFILE

 常田沙恵(つねだ さえ)

 

和菓子作家であり、一児の母。 「幼いときは、できるだけ子ども優先」「子育て9割 : 仕事1割」という考えのもと、現在は月に1度店舗をオープン。子どもとお客様とお店が町に溶け込むことを目指している。

 

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